外壁塗装は、お住まいの美観を取り戻すと同時に、外壁を守る機能を回復させる目的があります。
立地条件や塗料の種類にもよりますが、塗装から10年経った頃が塗り替えの目安。
その頃には塗装の効果が弱まっており、劣化の症状が外壁に表れ始めます。
劣化をそのまま放置していると、最悪の場合雨漏りを引き起こすこともあるため、お早めに塗り替えをご検討ください。
■ 塗装の役割
①外壁材を守る
外壁がむき出しになっていると、雨風や湿気、紫外線などの外的要因により、想像以上のスピードで劣化してしまうことに。
定期的に塗り替えることが、外壁材の長持ちに繋がります。
②機能性をプラス
防カビ・防汚・抗菌など、様々な機能を持つ塗料が出ています。
特に、夏場や冬場でも室内環境の安定が見込める遮熱・断熱性能を持つ塗料は人気。
③外観を美しく
経年による汚れやひび割れのある外壁は、下地の修繕から工事を行います。
そのため、施工が終わった外壁はまるで新築のような美しい姿に。
■ このような症状は見られませんか?
外壁を塗り替える目安は、およそ7年~10年。
前回の塗装工事から上記の年月が経過していれば、外壁に以下のような症状が表れていないかご確認ください。
①ひび割れ
何事も無いように見える場合でも、よく見ると細かいひび割れが無数に入っていることもありますので注意が必要です。
②触ると白い粉が付く
壁を触ると手に白い粉が付く場合は、塗料が劣化して粉状になっている証拠です。
③コケや藻が生えている
コケや藻が生えているということは、外壁の防水効果が無くなっていることを表しています。
④シーリングの切れ・ひび割れが見られる
壁の隙間を埋めるシーリングの劣化がある場合は、そこから建物内部に水分が侵入しているおそれがあります。